2006年10月6日ボルドー1982年試飲会報告

10月6日(金)19時30分 会場 Grannie 会費130ユーロ

試飲条件:抜栓18時、試飲開始20時、ワインの温度16度。

総評:パーカーの点数に大体比例した開花度だった。Le Gay が価格の割に良かった。詳しくは「続き」の表を開いてご覧ください。

次の試飲会は
10月24日(火)19時30分 会場 ヴィノス  会費 80ユーロ
今回飲めなかった Haut Marbuzet 82、La Lagune 82 に加えて、Magdeleine 82、Lagrange (Pomerol) 82 と、目隠し 82 を予定しています。

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Les Millésimes オークション戦利品の試飲第二弾

6月12日(月)19時30分 会場 ヴィノス 会費80ユーロ

5月12&13日に行われた Les Millésimes オークション戦利品試飲の第二弾として、次のワインを順不同で目隠し試飲しました。

1. Nuits-St-Georges    1985 Alain Michelot
2. Clos de Vougeot     1985 Henri Rebourseau
3. Ducru-Beaucaillou   1979
4. Corton Grandcey     1979 Louis Latour
5. Beaune                1966 Michel Gaunoux

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2006年5月30日 ボルドー2003試飲会報告

5月30日(火)19時30分 会場 焼肉本店 会費75ユーロ

今回は、まず、Grand Cru Club 御用達ワイン屋 Les Caprices のおすすめワインとパーカー高得点のMontroseを含めた5種類のボルドー2003年を目隠し試飲しました。
試飲条件 : 抜栓15時、ワインの温度15~16度。

1. Pavie Maquin
2. Figeac  (Les Caprices おすすめ)
3. Sociando Mallet (Grand Cru Club おすすめ)
4. Duhart Milon  (Les Caprices 一押し)
5. Montrose  (パーカー高得点)

いちばん人気の高かったワインは、3番め。これがパーカー100点ワインだろうと皆が予想したが、実はコストパフォーマンスNo.1と定評のある Sociando Mallet であった。

Les Caprices 一押しの Duhart Milon と、おすすめの Figeac も素晴らしかった。

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Les Millésimes オークション戦利品の試飲

5月22日(月)19時30分 会場 Grannie 会費80ユーロ
ディジョンでのLes Millésimes オークション戦利品を試飲

気の早い私は、試飲予定ワインについては、ディジョンからボトルを立ててパリに運び、早速、試飲会を開きました。

1971年から1988年までの12本を目隠し試飲。
12本全て状態がよく、コルクがしっかり締まっている上、産地から動いていないため熟成が緩やかで、これまでの経験によるパリ舌の物差が狂ってしまう程の若さを感じた。
始めのうちは、皆1990年代前半のワインだと考えていたようだが、試飲が進むにつれて、今回のワインの状態が把握でき、だんだんと正しい年代を推測できるようになっていった。

ちなみに、この夏の日本での試飲会(7月下旬の予定)では、福岡、大阪、名古屋、仙台、東京とも、今回のLes Millésimes オークション戦利品を、ほとんど同じ内容で出せるよう計画しています。日程&内容が決まり次第、お知らせしますので、どうぞご期待ください。

2006年5月14日試飲会報告

5月14日(日)19時30分 会場 ヴィノス 会費100ユーロ

須藤コレクションの試飲で、特に印象に残った3本を報告します。

・ ドンペリニョン 1990 : 熟成度20~30%。きめ細やかな泡と琥珀色の輝きを見せながら、気品を感じる、余韻の長い、バランスのとれた素晴らしいシャンパンだった。
・ Duhart-Milon Rothschilde 1975 : これからさらに熟成するベクトルが見えたソムリエがいた位、まだ若さを感じるカベルネ・ソーヴィニョンの当り年。熟成度50~60%
・ Soutard 1953 : 熟成度80~90%。黒トリュフのニュアンスを感じた。飲み頃という点で今回のNo.1と評価する人が多かった。

2006年4月28日試飲会の報告

4月28日(金)19時30分 会場 えびす 会費75ユーロ

4月22日のオークション戦利品の試飲報告。
- Louis Roederer sec NV : かなり古い感じがして、いつも裏切らない Louis Roederer の繊細な上品さを感じ取ることができた。
- François Cotat Chavignol 1993 : 香りはかなり開いていたが、味はまだ青みの残る感があった。この先まだ10~15年は熟成しそうな勢い。
- 今回のメイン Palmer 1979 & 1982 : マルゴー地方らしい女性的なタンニンで舌触りのよい飲み口。「ビロードのような」という表現がぴったり。1979は2時間前に抜栓したためか、バランスよくおいしく飲むことができ、まだまだ熟成しそうな勢い。開花度65~70%。1982は4時間前に抜栓したにもかかわらず、まだタンニンが閉まっており若さを感じさせる。あと20年位は楽しみなワインである。

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