5月30日(火)19時30分 会場 焼肉本店 会費75ユーロ
今回は、まず、Grand Cru Club 御用達ワイン屋 Les Caprices のおすすめワインとパーカー高得点のMontroseを含めた5種類のボルドー2003年を目隠し試飲しました。
試飲条件 : 抜栓15時、ワインの温度15~16度。
1. Pavie Maquin
2. Figeac (Les Caprices おすすめ)
3. Sociando Mallet (Grand Cru Club おすすめ)
4. Duhart Milon (Les Caprices 一押し)
5. Montrose (パーカー高得点)
いちばん人気の高かったワインは、3番め。これがパーカー100点ワインだろうと皆が予想したが、実はコストパフォーマンスNo.1と定評のある Sociando Mallet であった。
Les Caprices 一押しの Duhart Milon と、おすすめの Figeac も素晴らしかった。
注目の Montrose は、意外とやわらかくなってしまっていた。パーカーが高得点をつけたことには疑問が残る。瓶差または酸化によるものだろうか?
全体的においしく飲めたが、2003年は百年に一度という猛暑の年だけあって、糖度アルコール度が非常に高く、「早飲み可、中熟から長熟」ぐらいに感じられた。ぶどうの皮が焼けたせいか、全体的にゴム臭あるいはタイヤ痕臭さが感じられた。酸とのバランスは、やはり Sociando Mallet がよく、今度目隠しで飲んでも、すぐ2003年とはわかりにくいくらい、よくできていた。
摩矢子氏による目隠し状態での Sociando Mallet の評価は、古典的なボルドーの造り手のワインで、いちばん好きなタイプだとのことだった。同感、同感。
続いて、
6. Montrose 1998
7. Pavie Maquin 1998
6番7番に関しては、1998年というメルロー最高の当たり年ということで、7番のテンションが金属音を感じるほど高く、右岸左岸を皆間違えるほどであった。カヴェルネソーヴィニヨンの出来とは対照的だった。
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