6月12日(月)19時30分 会場 ヴィノス 会費80ユーロ
5月12&13日に行われた Les Millésimes オークション戦利品試飲の第二弾として、次のワインを順不同で目隠し試飲しました。
1. Nuits-St-Georges 1985 Alain Michelot
2. Clos de Vougeot 1985 Henri Rebourseau
3. Ducru-Beaucaillou 1979
4. Corton Grandcey 1979 Louis Latour
5. Beaune 1966 Michel Gaunoux
3番のDucru-Beaucaillouは、やはりはっきりとブルゴーニュとは異質な香り、特にヴェジェタルな香りが強かったので、全員がボルドーと嗅ぎ分けた。
5番の村名で40年経ったワインがいちばん熟成香が強く、麝香やなめし皮の香りが強く、あるソムリエは、「エッチな香り」という表現をしていた。
この日いちばんの人気は、1番目のNuits-St-Georges。これまた村名であったが、1985年という当たり年のせいか、十分な果実味を持ち、「まだまだこれから」という勢いを感じた。開き加減は40~50%というところであった。今回の試飲では、やはりこのワインの落とし所に迷って、みんなはずした。
4番に関しては、期待がふくらみすぎて、1番と取り違えた。
2番は、まだ若々しく、開き加減も20%といったところだったので、抜栓後5時間の午前0時になってから、本領を発揮してきたようだ。
3番に関しては、最低3時間前のデカンタが必要であろう。最初はカビ臭が多く、ブショネと間違えるほどであったが、次第に果実味が上がってきたので、ブショネではなかった。
何度も言うようだが、やはり全体的に保存状態がよく、改めて現地舌を思い知らされた。
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